Walrus,Visit. | 一覧 | 検索 | 更新履歴(RSS) | 新規作成
はてなブックマークに追加 はてなブックマークを表示 編集 | 編集(管理者用) | 差分

LinuxZaurusWatch/ncftpputマニュアル翻訳

編集

2003年01月23日10時27分23秒に取得したデータです。


名前

編集
ncftpput
- スクリプト使用向けインターネットファイル転送ソフト(FTP)

要約

オプション

コマンドライン・フラグ

-u XX
匿名接続の代わりにユーザー名XXを使います。
-p XX
指定ユーザで接続したとき、XXをパスワードとして使用します。
-P XX
FTPのデフォルトポート(21)ではなくXXをポート番号として使用します。
-j XX
アカウントXXに対してユーザー名、パスワードを補足して使用します。(非推奨)
    • 翻訳に自信が無いので原文を添付しておきます
    • Use account XX in supplement to the username and password (deprecated).
-d XX
ファイルXXをデバッグログとして使用する
-a
binaryモードでなくASCIIモードでファイルを転送する
-m
Attempt to make the remote destination directory before copying.
-t XX
タイムアウト時間としてXX秒を用いる
-U XX
XXをumask値として使用する
-v
ターミナルでのプログレスメータを用いる。標準ではTTYターミナルへのアウトプットストリームの形で出力される。
-V
ターミナルでのプログレスメータを使用しない。
-f XX
ファイルXXを読み込み、ホスト、ユーザ、パスワードの設定ファイルとしてファイルの読み込みを行う。
-c
ダウンロードしたファイルデータをローカル・ファイルに保存せず、標準出力の形で出力します。
-A
サーバファイルへ上書きモードでダウンロードする。
-T XX
アップロード時のテンポラリファイルのプレフィクスとしてXXを使用する
-S XX
アップロード時のテンポラリファイルのサフィクスとしてXXを使用する
-R
ディレクトリツリーに沿って再帰的にアップロードします。(指定ディレクトリから下丸ごと転送します)
-r XX
リモートFTPサーバへ接続できるまでXX回の間接続を試みます。
-z
ファイルダウンロード中にセッションが中断したとき、レジュームアップロードしようとしようと試みる。(デフォルト)
-Z
ファイルダウンロード中にセッションが中断したとき、レジュームアップロードしようとしようと試みない
-E
PASVモードファイル転送を用いない。
-F
PASVモードでのファイル転送を行う。デフォルトはPASV転送となっています。ただし、PASV接続が失敗するか、タイムアウトする場合標準モードを使用します。
    • Use passive (PASV) data connections. The default is to use passive, but to fallback to regular if the passive connection fails or times out.
-DD
アップロード完了後、アップロードしたローカルファイルを削除します。
-y
Try using "SITE UTIME" to preserve timestamps on remote host. Not many remote FTP servers support this, so it may not work.
-b
バックグラウンドモードで処理します。(ncftpbatchを使用してジョブの実行を行います)
-bb
-bオプションによる処理に似ていますが、バッチジョブとして実行します。
    • バッチジョブの実行にはncftpbatchが実行中である必要があります。
    • You will need to run ncftpbatch for the batch job to be processed.
    • もしあなたがすでにncftpbatchプロセスを実行中であるか、
    • This is useful if you already have a ncftpbatch process running, or wish to have better control of when batch jobs are processed.
    • たとえば、あなたがバックグラウンドプロセスとして異なるリモートサーバにある3つのファイルを
    • For example, if you wanted to do background processing of three files all on the same remote server, it is more polite to use just one ncftpbatch process to process the three jobs sequentially, rather than having three ncftpbatch processes open three simultaneous FTP sessions to the same server.
-B XX
TCP/IPのソケットバッファサイズをXXバイトにセットして処理しようと試みます。
-W XX
XXという生のFTPコマンドをログイン後すぐ発行します。
-X XX
XXという生のFTPコマンドをすべてのファイルの転送後に発行します。
-Y XX
XXという生のFTPコマンドをログアウト前に発行します。
  • -W、-X、-Yの3つのオプションはサーバ設定を操作する必要のある上級ユーザのための役立つでしょう。
  • たとえば、メインフレームにFTP接続しようとするユーザは、ファイルのblocksizeやレコード・フォーマット情報を設定するためのいくつかの特別のSITEコマンドを送る必要があるかもしれません。
  • -W -X -Yのオプションについては、複数のコマンドを送信する必要があれば、複数回の指定をしてもかまいません。
  • -Xのオプションに対しては、%sを転送したファイル名として展開することが出来ます。

補足

ncftpputはファイルの転送をインタラクティブモードを用いずにコマンドラインから行うことを目的としています。 これはあなたがシェルスクリプトやその他のプロセスからFTPを使用することが出来るようにします。 これにより対話型のFTPプログラムを使用せずにシェル・コマンドラインからファイルを操作したい上級ユーザに向けにncftpがつかえるようにします。

デフォルトではncftpgetはリモートホストへ匿名(anonymous)でログインしようと試みますが、ユーザ名とパスワードの情報を指定することも出来ます。 uオプションによりログイン時のユーザ名を、pオプションによりログイン時のパスワードを指定することが出来ます。 もしあなたがncftpgetをシェルから起動していれば-pオプションを省略していてもプロンプトでのパスワードの入力を求めます。

uやpのオプションを使用することは推奨されません。これはあなたのシェルスクリプトやプロセス情報を調べることが出来るだれにでもこの情報を確認することが出来ることになるからです。 たとえば、プログラムの実行中はpsコマンドを発行するだけでパスワードの情報を得ることが出来ます。 このような用途に用いる場合には-fオプションを用いたアカウント設定ファイルによる起動を使用するべきでしょう。 ただし、アカウント設定ファイルの名前自体は確認できるためファイルを指定するようにするだけでは安全では有りません。 あなたが-fオプションによりアカウント設定ファイルを指定して起動するなら以下の例のように記述する必要があります。

host sphygmomanometer.ncftp.com
user gleason
pass mypasswd

そして、このアカウント設定ファイルのパーミッション設定を他の誰も読むことが出来ないように変更することを忘れないでください。

dオプションはなぜファイル転送が失敗しているかを確認したい場合には大変有用なオプションです。 このオプションにより、指定する作業に対するFTPセッション全体の内容を出力してくれますので、あなたの考え違いを示唆してくれるでしょう。 もしあなたが特にデバッグ情報のアウトプット先ファイルを指定しなかった場合、デバッグ情報は標準出力に出力され、画面に表示されます。

あなたのホストのテキストファイルのフォーマットがリモートホストと異なる場合、アスキーモードによる転送を行うのがよいでしょう。 たとえば、ウィンドウズ・ベースのホストからUNIXシステムへ.TXTファイルを転送したい場合、 aオプションを用いてアスキー転送を行うことでMS-DOSテキスト・フォーマットからUNIXテキスト・フォーマットへ変換されたファイルがアップロードされます。

R オプションを用いることでディレクトリツリー全体のファイルを操作することが出来ます。

使用例:

$ ncftpput -R pikachu.nintendo.co.jp /incoming /tmp/stuff

この例を実行するだけでローカルホストの/tmp/stuff以下すべてのファイルをリモートホストの/incoming/stuffに転送することが出来ます。

リモートホストへファイルをアップロードするときにはTやSのオプションは有用です。 しかし、そのファイルの転送先へのパスなどが適切な設定になっている必要があります。 このオプションを用いて同じ名前のファイルの転送を行うことで、リモートサーバ上の同名ファイルの破壊を防ぐことが出来ます。 また、リモートサーバ上のプロセスが上書きしようとしたファイルを使用している場合などにも破壊が発生しません。

なお、ファイル転送が完了したことが通知されるまで、いずれかのプロセスがそのファイルを参照することは出来ません。 以下に例として、/pub/incoming/READMEのアップロードを試み、 もしファイルが使用中であれば一時ファイルとして/pub/incoming/README.tmpを使用する場合の例を示します。

使用例:

$ ncftpput -S .tmp bowser.nintendo.co.jp /pub/incoming /a/README

リモートサーバへ任意のローカルコマンドのから標準入出力の結果をそのまま送信するにはcオプションを使うのがよいでしょう。 例として、バックアップを準備し、それをリモートサーバへ転送する方法を示します。

使用例:

$ tar cf - / | ncftpput -c sonic.sega.co.jp /usr/local/backup.tar

実行結果

0
成功。
1
リモートホストに接続することができませんでした。
2
タイムアウトでリモートホストに接続することができませんでした。
3
ファイル転送に失敗しました。
4
タイムアウトでファイル転送に失敗しました。
5
ディレクトリー変更に失敗しました。
6
タイムアウトでディレクトリー変更に失敗しました。
7
ルール違反のURLを指定した。
8
使用法のエラー。
9
ログイン設定ファイルでのエラー。
10
ライブラリー初期化に失敗しました。
11
セッション初期化に失敗しました

製作者

参考情報

ncftpput(1), ncftpget(1), ncftp(1), ftp(1), rcp(1), tftp(1). 
LibNcFTP (http://www.ncftp.com/libncftp/). 

補足