15時間駆動の着脱式バッテリーを標準採用したカシオペア。 発売は3月下旬の予定。
カシオからPocketPCの老舗ブランド「カシオペア」の新型機、カシオペアE-3000が発表されました。
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製品仕様がこちらにあります。 ざっと眺めていきましょう。
まず何といっても目をひくのが、電池周り。
一方でこれだけの大容量バッテリを積みながら、重さは180g。 前作のE-2000が190g、同じく大容量バッテリで知られるLinuxザウルスSL-B500が液晶保護カバーなしで205gですから、相当に絞り込んだといえそうです。 サイズは、約78×135×17.6mm。
これ以外の部分も全体的に、はっきりとした思想の元に、ある部分ではハードウェアを強化し、ある部分ではあっさりと削られたデザインといえそうです。
まずディスプレイ。
それから、拡張ポート。
どこを見ても一長一短。 というより、強化する面、あまり手をかけない面をはっきりと決めて設計されているという気がします。
PocketPC 2000であることの利点は、標準でPocketPC版のIEやOffice系ソフト、MSNメッセンジャー、Windows Media Playerといったソフトがついてくること。 さらにメーカーごとに異なるバンドルソフトがありますが、E-3000のバンドルソフトはZDNetの記事によれば以下の通りです。
| Power Pointビューワ | ClearView? Presentation |
| PDFビューワ | Acrobat Reader for Pocket PC |
| 辞書 | 英和/和英/国語辞典 |
| 電子メール | 受信トレイ修復ツール |
| 画像表示 | IA Album |
| 経路検索 | JRトラベルナビゲータ |
| ブックリーダ | T-Time for Pocket PC約190グラム |
ここに姿の見えない「モバイルスケジューラ」を初めとするカシオ独自のPIMソフトですが、発売後に用意されるアンケートに答えると無償提供されるとのことです。 対象となるソフトは、以下の3本。
カシオの独自PIMはなかなか秀逸。 できれば、ユーザー全員が手にするようにバンドルとして欲しかったところですが、無償というところで前作よりは前進かと。 また、いよいよPower Pointビューア、PDFビューア、辞書、経路検索などが標準バンドルソフトで揃うようになったのは特筆すべき点だと思います。
カシオペアE-3000のセールスポイントは、ビジネスユースに耐える機体であることといえそうです。
PocketPC機の流れを変えた機体にGENIO e550シリーズがありますが、その特徴は次のようなことでした。 以後のPocketPC 2000採用機は、程度の差はあれこの路線に影響されているように見えます。
比べてみると、カシオペアE-3000は全く逆を行っています。 ディスプレイは視認性こそ改善されましたが、3.5インチとPocketPC時代の機体と変わらないサイズです。 SDスロットにSD I/O機能はなく、USBホスト機能もありません。 そのかわり、長所を見ていくといずれも、ビジネスユースで使い込まれるとそれが必要とされる、といった点ばかりです。
ビジネスマシンの流れをカシオペアが築いた後、そこにマルチメディア・エンターテイメントマシンの流れを加えたのがGENIOシリーズ。 今回のカシオペアは、そんなPocketPCの2大潮流の、一方を確実にになってくれる機種になると期待しています。